千栗土居公園の二千年ハス

二千年はす(大賀ハス)は千栗土居公園南側

 

見ごろは毎年6月下旬から7月中旬

 

  千栗土居公園は3000坪の敷地内に約9700平米の蓮池があります。
 その蓮池の南側約200平米の池で、可憐な可愛い品種の「二千年ハス」と「舞妃蓮」が
 毎年6月下旬から8月初旬にかけて開花します。

 大賀ハスは、昭和26年(1951)3月30日 千葉市内の東京帝大検見川厚生農場の泥炭層から
   発見されました。
 発見者は植物学者・大賀一郎博士で、発見された3粒実のうち1粒の発芽に成功、
 翌年7月18日に見事に大輪の花を咲かせました。
 ハスは博士の姓を採って「大賀ハス」と名づけられました。

 このハスは多久市の聖光寺さんより苗を頂きました。
 

 見頃は早朝の開花時、ピンクの花弁がとても美しいです。
 つぼみの頃は濃いピンクの花弁が開花が進むごとに薄桃色に変化します。
 開花は約4日間ほどで、4日目の午前中ではらはらと花弁を散らします。
 千栗土居公園のハスより早く開花の時期を迎えます。

 
 二千年はすの開花が減り、散り始めると千栗土居公園の大きな蓮が見頃を迎えます。

 

みやきの初夏を彩る二千年ハス


大人のこぶしほどの大きさで、千栗土居公園の蓮とは違う種類です。

朝の6時から9時ぐらいが見頃です。
咲き始めは濃いピンク色が緑の葉に映えて鮮やかです。

たくさんのつぼみが、葉の間から伸びているのが見えます。
雨の季節に趣のある景色が見られるでしょう。

 

二千年蓮の池に隣接する蓮池では、舞妃蓮(まいひれん)が6月下旬から
かわいいつぼみをたくさんつけます。
舞妃蓮は二千年蓮と黄色の王子蓮を交配して作られた品種です。
 

舞妃蓮


つぼみはピンクですが、開花すると花弁はほんのり象牙色の花が咲きます。
子どもの手のひらほどの可憐な姿ですが、とても優雅で上品な蓮です。
 

 

二千年ハスをそっと見守ってくださいますようお願いします。

 この二千年ハスは、地元の方たちが丹精こめて大切に育まれ、時間をかけて咲かせた花です。
 花や葉を折ったり、種を持ち帰ったりしないでください。

 皆様の優しい心で支えられているハスです。

二千年蓮は千栗土居公園南側の蓮池です。

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