令和5年1月8日(日) 朝8時半から白石神社内広場で、
今年も「ほんげんぎょう」が開催されました。
そもそもお正月の行事は歳神が家に訪れて幸福をもたらすという古来の信仰からきています。
元旦の正月儀礼を「大正月」というのに対し、農村や漁村に古くから伝わっているのが15日の
「小正月」で、この「入り」の日であり、「大正月」の「明け」の日にあたって催されるものが
1月7日の「ほんげんぎょう」と言われています。
とくに佐賀、筑後地方で盛んに行われており「どんど焼き」「ほっけんぎょう」
「ほうけんぎょう」「左義長(さぎちょう)」など言い方は変わっていても同じ行事のことを
指しています。
お正月に飾った注連縄(しめなわ)、門松、書き初めの書を持ち寄り
(注連縄や門松は歳神の依代と言われています)松明と一緒にお炊き上げをします。
燃える松明の灰を被るとその年は病気にならない、この火で焼いた餅を食べるとこの年は
病気をしないなどと言われています。
また、書き初めの書を燃やして炎が高く上がれば上がるほど、書が上達すると言われています。
成富兵庫茂安公保存会(会長:藤永)
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