所用時間:約3時間
みやき町北部の山田地区では「イビドンサン」と呼ばれています。
寒水川の水を一ノ瀬堰で取水し、香田⇒中原⇒西尾・東尾地区へ流す水路です。
当時は水田開発や長崎街道中原宿の用水としても利用されていました。
長崎街道は、みやき町北部を東西に横断し、江戸時代の参勤交代や数多くの旅人の長崎への旅路として利用されていました。
佐賀藩で最初の堤といわれています。配水のための水量調節の用の石製樋管(尺八)は、現在白石神社境内に保管されています。
白石神社は成富兵庫茂安公が合祀されています。通瀬川の途中をせき止め、灌漑用溜池としたのが「お茶屋の堤」です。佐賀市大和町の石井樋と同じ「象の鼻」の構造をしています。
町内で約140年続く蒟蒻屋です。
代々守り続けた味は町内はもとより県外の方にも親しまれています。
県道整備工事に伴い、姿を消してしまう千栗堤(ちりくてい)を後世に伝えるために、平成12年佐賀県文化財の認定を受け、千栗堤の一部を町が公園
化したものです。毎年7月中旬から8月は3千坪の蓮池に淡いピンクの蓮の花が咲き誇り、周辺を散歩しながら眺める人、またカメラを片手に訪れる人を多く見かけます。
茂安公の功績を讃えた記念碑が、筑後川の流れと、一望に広がる美しい佐賀平野を眺めるようにみやき町の筑後川(国道264号線)沿いに建立されています。
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