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西乃宮八幡神社夏大祭

伝統行事

 西の宮の祇園さん

毎年7月15日は、牛頭天王を祀った祇園神社の祭りで、夏越のおはらいが行われます。

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茅野輪をくぐる氏子さん達。         白紙と葦の葉を細かく刻んだものを体に掛け清めます。

 


 祇園と夏越祭

そもそも「祇園」という名前は、「平家物語」の冒頭にも出てくる「祇園精舎」に由来し、もともとは、昔インドで須達(スダッタ)長者という人が、マカダ国の祇陀(ジェータ)太子より賜った樹林を惜し気もなく寄進し建立された寺が「祇園精舎」という名前でした。

インドの祇園精舎の守護神が、牛頭天王(ごずてんのう)であったので、日本の祇園社でも牛頭天王を祀る事となりました。
この牛頭天王は、インドの牛の頭に似た牛頭山に住んでいたとされ、疫病防除する神と信じられていました。日本では、この牛頭天王とスサノオノミコトは同じ神だと信じられ、千栗八幡神社の夏越祭と由来を同じくする茅の輪をくぐる伝説と結びつきました。

西乃宮八幡神社では、参拝者は茅の輪をくぐって葦の葉と白紙を混ぜたものを体に振りかけ、一年の間に溜まった罪穢れを落とし、身を清め、夏の疫病や疫災から守ってもらうように祈願します。

ちなみに祇園御霊会がさかんになったのは10世紀ころからで、夏に流行しがちな疫病を鎮めると言われていました。京都では「感神院祇園社」に祀られ除疫神として尊崇され、祇園社のある地は「祇園」と称されるようになったそうです。

 
西の宮の祇園さんの詳細

開催日時 毎年7月15日
開催場所 西乃宮八幡神社

 

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