白石焼の長い歴史の中で、特にまぼろしとまで言われた『走波焼』は、幕末明治期の『臼井走波』が創出し た焼物で、本当に名品揃いです。『藤崎百十』等の名工の活躍もあり、この時代まさしく隆盛を極めました。その現品が地元にほとんど残っていなかったこともあり、幻とまでいわれていたのです。
市町村合併により「みやき町」が誕生し、改めて旧町の地名や歴史が時代の流れに埋没していく危機感を覚えました。また、焼物ファンの後押しもあり、地元に再び『走波焼』を戻そうという活動を始めたのが、そもそものきっかけです。
一人でも多くの方に『白石焼』『走波焼』を知っていただければ幸いですし、現在も地元で頑張っていらっしゃる窯元の方々の伝承技術継承の一助になればと願っています。
所在地:
みやき町大字白壁4203−1
問い合わせ先:
成富兵庫茂安公保存会
TEL:
0942−89−4104
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