日時:10月12日(土)10時開催
会場:白石神社広場(奉納ステージ)および参道
成富兵庫茂安公は戦国時代から江戸時代にかけて活躍した佐賀藩の武将・知将であり、佐賀県内外においては数多くの土木治水工事を施した民政家です。みやき町においても「千栗土居」「中原水道」などの業績を残しているため、明治時代の村政施行のおり、茂安公に敬意を表し「北茂安村(旧北茂安町)・南茂安村(旧三根町東部)」と村名に冠していた程の偉人です。
また、鍋島直弘公は佐賀初代藩主勝茂公の八男で、幼少時は茂安公の養子として育ちました。15歳の時に鍋島家に復籍し佐賀藩親戚格の「白石鍋島家」の初代邑主となり、現在の白石神社の近くに通瀬川の途中をせき止めて作った堤を望む場所に居を置き、名君として統治していたと言われています。(今でもこの地区には「お茶屋の堤」「白石茶屋」と名称が残っています。)
現在、白石神社には茂安公と直茂公、白石焼に尽力した8代邑主直公が祀られており、在りし日の白石鍋島領を静かに見守っています。
「時代まつり」は平成21年より成富兵庫茂安公ご生誕450年と祭神である鍋島直弘公ご逝去後350年を祈念し開催されています。勇猛果敢な肥前武士であり、人々より愛された民政家成富兵庫茂安公の遺徳を称え、毎年秋に白石神社周辺では武者行列や流鏑馬などが行われています。
成富兵庫茂安公保存会
090-2506-2785 (代表・藤永)
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